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【ロイエドSS】君に舞い降りた白

毎度小ネタばかりですみません。
しかもこれSSと言ってもいいのかというような短さですが。
ロイエドメモ(まんまファイル名です^^)にあったもので、多分過去にツイッターで流したものだと思うのですが書いた日付がちょうど去年の今頃だったのでこちらにあげてみます。

今回はちっさい兄さんのお話ですw
あ、どちらも名前出てなかった。ロイ視点です。
******

形ばかり嫌みな後見人ぶってその実真摯に子供の無鉄砲ぶりを諌めると、騒々しく喚き散らした挙げ句帰るの一言もなく執務室を飛び出していってしまった。
真っ直ぐ弟の待つ宿に戻ってくれればよいのだが。
そう思いを馳せて、低く雲の垂れこめた寒空を窓から見上げながらため息を幾度となく溢す。
ここのところ寒さが一段と増している。勢いで外をぶらついてはいないだろうか。せめて寒さを凌げる場所に居るだろうか。どうせならここに戻ってきてくれはしまいか……。
一向に減らない机上の書類を見やり素直でないのはお互い様だとばかりに深く息を吐いた副官に、能率が上がらないなら邪魔だと定時で帰宅命令が出された。
早く帰ったところで、この心に吹くすき間風が収まるわけでもないものを。
そう考えながら司令部を出ると、門の脇に赤と金を纏った子供が蹲っていた。
自分を見て慌てて立ち上がるが、きまり悪げに目を泳がせて視線を反らす。
おそらく本当は自分の無茶と礼儀のなさを自覚していて、謝ろうと待っていたのだろう。根は律儀な子供だ。
思わず心がほわりとする。
が、すぐに彼が執務室を飛び出してから随分と時が経っているのに気づきと慌てて近づこうとした時、ふわりと舞う白いものが視界に映った。
「あ……」
雪だ、と空を見上げた子供の旋毛に額に寒さで赤くなった鼻先に頬にと白い雪が舞い落ちる。
目の前まで近づいて顔を覗き込んでも上を見上げたまま逃げる様子もないのをいいことに、顔に乗った雪を上から順に辿りながら唇で触れて溶かしてやる。
びっくりして見事な金瞳を大きく開き、こちらを見上げたまま固まってしまった子供の唇に落ちた白が消えてしまわぬうちに、そっと唇を寄せるとそれは溶けて薄桃色の唇を潤した。
先程まで白い息を溢していた子供の唇は存外温かくて……男はその温もりに引き寄せられるように再び口づけを施したのだった。

******

意味不ですみません\(^o^)/
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 二次創作:小説・腐向け
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