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ぼっちりぼっちり…&小話

ものすごーくぼっちりぼっちりとですが原稿進めています。
多分他の方からしたらちょっと細かめのプロットレベルじゃね?って思いつつ、とりあえず進めています。
だいたい後で見直す暇はありませんね(この時期で既に…)

言葉が出てこずに止まりがちではあるんですが、そんな時は辻褄が合う程度に筋だけ書いて進める、台詞だけ書いてみる、などなど進む努力はしてみています。
筆が進むようになるのはどの辺りだろう…
現実との兼ね合いもあることだし早めにスイッチ入ってくれるとありがたいのですが。
冬コミで少しでも多くのロイエドの新刊が出ると嬉しいので、自分も出せるようがんばろうと思ってがんばっています。ふう…

たまに全然別のお話に頭が行くこともあるんですが、それはそれでメモったりするようにしてます。
息抜きにもなるし、いつか他の機会に形にできるように。
そういうメモばっかり増えていきますね、はろどきさん。。。

ハロウィン小話も未だにぼちぼち読んでいただいてありがとうございます!
あとたまにピクシブとかで終わったイベントのおしながきをポチってくださる方がいて…き、期待して頂けてると思ってもいいのかな。
冬はちゃんと新刊出せよって励ましだと思ってありがたく受け取っています~。

新しく書いたものではないんですが、前にツイッターでフォロワーさんのつぶやきから妄想した小ネタがそう言えばプライベッターであげたきりだったのでこちらにそっと置いておきます。
ツイッターだと流れちゃって見逃すことは自分でもよくあるので。ここならあそこほど流れないし(^_^;)
季節的にまだ暑い時期だったのでそういうネタが入っているのですが、そのまんまですみません。
本当は年末ネタにでも直せばいいのだけど…加筆修正できたらそのうちノベリストにでもちゃんとあげよう。
誤字チェックすらしてませんがよろしければ。

**大佐と兄さんをベッドに詰めて**
たいさと兄さんをベッドに詰めて寝起きの大佐に首筋を食まれて慌てて飛び起きベッドから落ちる兄さんがみたい(もじもじでもいい)
というフォロワーさんのつぶやきより
******
朝鳥の鳴き声に意識がゆるりと浮上する。瞼を押し上げると目の前に蜂蜜色の波がうねっていた。
これはなんだろう。眠りから覚醒したばかりでぼんやりした頭が考えるよりも先に、ロイの手はその蜂蜜色を掴まえていた。
肌触りのよいしっとりとした絹の束のような感触。どうやらそれはだいぶ解れてはいるけれど、みつあみ状の金色の髪のようだ。
少々、いやだいぶ期待して、緩く引っ張るようにして辿った先には全裸のグラマラスな肢体の金髪美女…ではなくて、タンクトップに短パンで寝息をたてている金色の子供の頭に繋がっていた。
グラマラスには程遠いものの、髪をほどいてしどけなくしていれば少女に見えなくもない…筈なのだが。豪快に腹を出して横たわる少年の姿になんだか酷く残念な気持ちになる。
それでも無意識に「風邪をひくぞ…」と掛布を引っ張りあげ少年の身体に掛けてやりながら、ロイははたと気づいた。
―何故ここに鋼のがいるんだ?―
思わず視線だけでぐるりと周りを見渡すが確かにここは自分の家の寝室ようだ。
となると、ますますおかしい。彼は自分の被後見人ではあるが、自宅に招いたり、ましてやベッドで添い寝するような間柄ではないはずだ。…少なくとも今までは。
ロイはようやくはっきりしてきた頭をフル回転させて、昨夜からの自分の足どりを思い起こし始めた。

******

そう、昨夜は――
暫く続いていたテロ事件が解決し、首謀者その他数名を中央に送り込んでようやく一件落着した。泊まり込みの続いた部下達への慰労も兼ねて、ロイは帰りに一杯奢ってやると宣言した。膠着状態からようやく解放された野郎共…―失礼、一部女性もいた―が酒一杯で満足するはずもなく、そのままどんちゃん騒ぎへと突入していった。
「私が奢るのは一杯だけだからな!」
叫ぶように主張してはみたが、その頃には聞いている者など誰もいなかった。ふと見れば鷹の目の副官殿もしれっとした顔で何杯目かのグラスを傾けている。
やれやれ。これは暑い夏の最中を乗りきるために納涼会を開いたのだとでも言って、グラマン閣下のところへ請求書をあげてみるか。
それにしてもこれだけ騒々しくなるなら貸切りにしておいてよかった。馴染みの店とはいえ、他の客が来ても入れる雰囲気ではないだろう。
そんなわけで、どうせだからと自分もしこたま酒を飲んだ自覚はある。うちまで歩いて帰った…はずだ。おかしいな、店から出た後の記憶が曖昧だ。

そう言えば仕事のきりがついた者から店へと移動し始めた頃、エルリック兄弟が司令部に顔を出した。聞けば数日前にイーストシティへ到着していたらしい。だがテロ予告が公共機関を使って大々的に行われたために彼らの耳にも届くところとなり、ばたばたしているだろうからと収束するのを待っていたというのだ。
「それは悪かったね。しかし今日もこの有り様だ。すまないが明日出直してもらえるかね」
ロイがそう告げるとエドワードも素直に頷いた。
「まあ、しゃーねえな。あんたはともかく皆の楽しみを邪魔しちゃ悪いし」
そう言ってすぐさま踵を返そうとする背中に声をかけて引き留める。
「君、夕食はまだだろう。よかったら一緒にきたまえ。居酒屋だが料理もなかなか美味い店なんだ」
ロイが言った途端、エドワードのお腹がくうと鳴いて主張をしたので、共に行くことが決定した。もちろんアルフォンスも誘ったが「僕、宿の近くで猫の集会をやってるらしいと聞いたので探しに行きたいんです」と丁重に辞退された。

そんなわけでエドワードを伴い店へ行ったわけだが、羽目を外した下士官達の祝宴はいつまで続くやらわからない。
ロイ自身もけっこう飲んでいたが、明日の業務に差し障ると不味いので適当に抜けて帰ることにした。請求書は後で司令部へ届けてもらうよう店の主人に伝えて。
「君もそろそろ帰りたまえ。腹は充分満たされただろう」
「ん、そだな。酒飲むわけじゃねーし、きり無さそうだし」
そう言って二人して店を出た。

それから別れを告げて別々の方向へと歩き始めたはずが、後ろからエドワードが着いてきているのに気づいた。
「鋼の、宿は反対の方向だろう? 何故こっちに来るんだね」
ロイは至極真っ当な質問をしたつもりだった。
「あんたさ…全然顔に出てねーけど、けっこう酔ってんだろ」
しかしエドワードは問いかけの答えとは別の言葉を返してくる。
「何を言っているんだね。私が酔っているだと?」
ロイは憮然とし、くるりと身体を後ろに向けてエドワードに文句を言い返そうとした。が――。
「おや?」
思った方向に身体が向いてくれず、というか一回り半回転して足元がよろけそうになる。なんとか踏ん張ったと思ったら後ろからエドワードが引っ張ってくれていた。
「あんたさっきから全然真っ直ぐに歩けてなかったぜ。その調子で一人で家まで帰れるつもりなのかよ」
エドワードが呆れたような顔をして言ってくる。
「うん? いつもこの程度で帰れなかったことはないので大丈夫だろう。帰巣本能というやつかな。ははは…」
「ははは…じゃねーよ。よくそれで護衛も付けずに今まで無事でいられたな、あんた」
問題ないと安心させるつもりで言ったが、かえってため息をつかれてしまった。
「では君が護衛をしてくれたまえよ」
「だから着いてきてやってんだろ。帰り道分かってんならさっさと歩けよ」
「そうか。そうだな。鋼のはやさしいな」
「ばっ! …かなこと言ってないで足を動かせ、この酔っぱらい!」
「うんうん、鋼のはいい子だなあ」
「こら、寄りかかんな。重い! 背が縮む! 自分で歩けー!」
何故か妙に上機嫌な大人に悪態をつきながらも、なんだかんだ見捨てずに家まで着いてきてくれたのだった。これがお兄ちゃん気質というやつか。

そんなことを考えた辺りまでは思い出してきた。だが、家に着いてから先がどうにも浮かばない。
しかしだいたいの想像はつくというものだ。恐らく自宅に着いてますます気の抜けた私が玄関で行き倒れるのを放置することができず、なんとか寝室までたどり着いてベッドへ押し込んだところで自分も力尽きたというところだろう。
親切にも靴を脱がされ、上着も剥ぎ取られていたし、ズボンはそのままだがベルトが外してあった。最低限寝苦しくないようにしてくれたようだ。
よく見るとサイドテーブルに水の入ったグラスもあった。これは自分用だったのかもしれないが、並々と注がれている。ふと喉の乾きを覚え、手を伸ばしてグラスを取ろうとした。
自分はベッドの奥側に押し込まれていて、ベッド脇のサイドテーブルは転がったエドワードの頭の向こう側。当然彼を跨ぐようにしなければグラスに手が届かない。
ロイは注意深くエドワードの顔の脇に片手を置き、目覚める様子がないのを見るとなるべくそっともう片方の手をサイドテーブルへと伸ばしかけた。その途端――。
もぞり。
エドワードが寝返りをうった。ロイは四つん這いで片手を上げたような状態のまま動きを止める。ついでに息も止めた。なんとなくだ。
そのまま数秒。目だけをそっと動かして下を見やるがエドワードが起きた気配はなかった。
ふうと息を吐くと上げていた片手をベッドへ降ろす。それからまじまじとエドワードを見下ろした。
金色の子供は今、仰向いて喉をロイに向かって晒していた。まだ膨らみのない少年らしい滑らかな喉元。
生体についての知識は人一倍持っているだろうに、これほど無防備に急所を他人に晒すとはいかがなものか。
ロイは何故かイラッとした。ムカッとだったかもしれない。
そして衝動的にその喉元を…パクリと食んだ。舐めたのでも吸い付くのでもなく、ぱっくりと獅子が獲物の息の根を止めるがごとく。
「うひゃっ…?!」
本当に噛んだわけではなかったけれど、柔らかい部分に歯を立てたのでさすがに異様な感触がしたのだろう。子供は奇声をあげて飛び起きた。
「なっ、なななな?! うおっ!!」
どすん、ぼかん、ごろごろごろ…。
激しい音を立てながら、金色がベッドの上からフェードアウトして転がっていった。
「寝起きから騒々しいな、鋼の。頭を打ったんじゃないかね? 気をつけたまえ」
「気をっ、つけたまえじゃねーよ! あんた、なに、おれに、いま、なに…!!」
可哀想に、獲物は顔を真っ赤にして涙目になってベッドから一番遠い所でへたりこんでいた。
金色が溶けたみたいな両目が舐めたら甘そうだ。おかしいな、まだ酔いが残っているんだろうか。
そんな風に思っていたのが顔に出ていたのかどうだか、その後ロイがいくら宥めてもすかしても猛獣を見るような目付きでこちらを睨んだまま子供は一歩たりとも近づいてこなかった。うん、まあそれくらい警戒心があった方が安心だ。

しばらくして、身動きが取れるようになったらしいエドワードは自分の服をかき集めてなんとか着込むと、乱れたみつあみのまま飛び出していった。
あの様子でここから出ていくところを誰かに見られたら変な噂がたちそうだな。
ばたんと玄関の扉が閉まる音を聞きながら、ロイは一つ欠伸をすると再びベッドへ横になった。出勤まではまだ間がある。
思えば、惰眠を貪っていられるのは今のうちだと本能が察知していたのかもしれない…。



******

おそまつさまでしたw
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Author:はろどき
こちらはサークル「空宙-そら-」のお知らせ用ブログです。
二次創作、腐女子、BLに関連する内容が多分に含まれますので閲覧される際は充分ご注意願います。
【活動ジャンル】
 二次創作:小説・腐向け
 鋼の錬金術師:ロイ*エドワード
 参加イベント:コミケ・シティ
 (主に東京、時々大阪)

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